こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
精神科に限ったことではありませんが、入院の際に悩むのが、持ち物をどうするかです。
必要以上のものを持っていくと荷物がかさばりますが、入院が始まってから足りないものに気がついても不便です。
特に精神科の場合、持ち込み禁止の物品などもあります。
どうしても戸惑ってしまう方は多いでしょう。
今回は、精神科入院に必要なものを紹介するので、持ち物準備の際に参考にしていただければと思います。
- 精神科入院に必要なもの・持ち物一覧
- 精神科入院では禁止されている持ち物に注意
- 暇つぶしも持ち物に入れておくのがおすすめ
- 入院後に足りない持ち物に気づいたら?
- しっかり必要なものを準備すれば精神科入院も大丈夫
精神科入院に必要なもの・持ち物一覧
病院によって細かい違いはありますが、入院に必要なものはおおよそ以下の通りです。
必須の書類など
- 健康保険証
- 診察券
- 自立支援医療受給者証(あれば)
- 福祉医療受給者証(あれば)
これらの持ち物がないと、入院そのものがスムーズにできない可能性があるので、出かける前に必ずチェックすることをおすすめします。
食事の際に利用するもの
- 箸
- スプーン
- フォーク
- コップ(割れないプラスチック製)
箸・スプーン・フォークは病院側で準備してもらえる場合もあります。
忘れがちなのがコップです。
病棟には給水器があるので、コップを持参していつでもお茶や水を飲めるようにしておきましょう。
なお、ガラス製のコップは割れると危ないので、プラスチック製のものを準備するようにしてください。
ふた付きだと、こぼれにくく衛生的です。
Amazonなら300円程度で売っています。
洗面・衛生用品
- 歯ブラシ
- 歯磨き粉
- シャンプー
- ボディソープ
- タオル
- ティッシュペーパー
- 洗面用具入れ
- 下着
- 安全カミソリ(男性の場合)
- 生理用品(女性の場合)
シャンプーやボディソープは、普段使っているものを小さい容器に入れて持っていくといいでしょう。
タオルは、病院で貸し出してもらえることもあるので、相談してみてください。
また、お風呂に入るときに洗面用具一式を入れられる袋や、洗面器があると便利です。
以下のようなトラベルセットもいいですね。
その他必要なもの・あると便利な持ち物
- 小銭
- 防寒用ブランケット
- ウエットティッシュ
- 筆記用具
- レジ袋(ごみや汚れた下着などを入れる
病棟の空調が自分に合わないことがあるので、夏でも冬でも防寒用のブランケットや上着があると体温調節しやすいです。
また、レジ袋があると何かと便利なので、数枚持っていくと良いでしょう。
精神科入院では禁止されている持ち物に注意
精神科は、精神的に不安定な状態にある人が入院するという特性上、禁止されている持ち物があります。
病院によって詳細は違いますが、だいたい以下のようなものが持ち込み禁止になっていることに注意してください。
- 長くて丈夫な紐状のもの
- 刃物など凶器になるもの
- スマホ・PCなど通信機器
紐状のものや刃物は、自傷行為に使用することができてしまうので、ほとんどの病院で持ち込み禁止だと考えてよいでしょう。
スマホやPCなどの通信機器も禁止の病院が多いですが、医師の方針や、入院する方の症状の程度によって、持ち込みが許可される場合もあります。
疑問点がある場合は、事前に病院に相談しておくと安心です。
ちなみに、持ち込み禁止のものを間違って持ち物に入れてしまっても、入院時に荷物チェックがあるのでトラブルが起きる心配はありません。
特に怒られることもないので、安心してください。
暇つぶしも持ち物に入れておくのがおすすめ
暇つぶしはどうしても必要なものではありませんが、持ち物に入れておくことをおすすめします。
特に、スマホやPCの持ち込みができないと、入院中はかなり退屈することになってしまいます。
病棟にもトランプやUNO、雑誌などが置いてあったりしますが、私の経験上、それだけでは十分な暇つぶしになりません。
お気に入りの本やマンガのほか、音楽プレイヤー、折り紙、塗り絵などを持っていくと良いでしょう。
折り紙や塗り絵は、大人向けの難易度の高い本があるので、入院期間中にぜひ挑戦してみてください。
おすすめは以下の2冊です。
また、精神科入院時の暇つぶしについては、別の記事で詳しく解説しています。
持ち物を準備する際には、こちらの記事もぜひ読んでみてください。
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
入院後に足りない持ち物に気づいたら?
最後に念のため、入院後に足りない持ち物に気づいた場合のことを書いておきます。
もし必要なものが後から出てきたら、病院内のコンビニで購入するか、家族に連絡して持ってきてもらいましょう。
精神科の入院は閉鎖病棟であることが多いですが、看護師の付き添いがあれば病院内のコンビニに行けます。
あるいは、コンビニが病棟まで移動販売に来てくれることもあります。
入院に必要なものはほとんどコンビニに置いてあるので、お小遣い程度のお金さえ持っていれば、足りない持ち物があってもそこまで困ることはありません。
また、家族に連絡して病棟まで持ってきてもらうこともできます。
たとえスマホ禁止でも、病棟内には電話ボックスがあるので、家族への連絡手段については心配しなくても大丈夫です。
多くの人にとって入院は慣れないイベントだと思いますが、万が一忘れ物をしてしまっても後で手に入れることができるので、持ち物準備は気楽に行いましょう。
しっかり必要なものを準備すれば精神科入院も大丈夫
精神科の入院といっても、他の診療科と大きな違いはありません。
持ち込み禁止の持ち物にさえ気をつければ大丈夫です。
また、閉鎖病棟でも外部とのつながりはあるので、一旦入院してしまったらもう何も持ち込めないということもありません。
ただ、暇を持て余すとどうしても気持ちが落ち込んでしまうので、私個人としては暇つぶしを忘れないことだけ気をつけていただきたいと思います。
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