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発達障害者(ADHD・アスペルガー)に向いてるアルバイトは?当事者が考えたおすすめ5選

こんにちは、結城ぱいんです。

はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。

 

発達障害があると、仕事をするのに苦労しますよね…。

私もいくつかアルバイトを経験していますが、どれも大変でした。

今回は発達障害者におすすめのアルバイトについて考えてみます。

 

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発達障害者(ADHDアスペルガー)に向かないアルバイトって何?

 

本題に入る前に、発達障害者に向かないアルバイトを挙げてみます。

知らずに向かないアルバイトを始めてしまったら大変ですよね。

 

まず発達障害の特性としては、臨機応変な対応・マルチタスク・適切なコミュニケーションといった能力が低いと言われています。

 

忘れ物やミスが多い、約束を守ることが苦手、すぐカッとなってしまう、人の気持ちを汲むことができない、臨機応変な対応ができない…

発達障害の特性による「苦手」は人それぞれです。

就労移行支援事業所ディーキャリア

 

個人差はあるものの、皆さん苦労しているはずです。

私は、発達障害を抱えながら上手に生きるには「徹底的に苦手を避けること」が大事だと考えています。

もちろん、これは仕事であっても同じことです。

なので、以下のようなアルバイトはやめておいた方がいいのでは?と思います。

 

 

どれもこれも、人気なアルバイトばかりなのが悲しいですが…。

こういうバイトは、とっさの機転が求められたり、お客さんとのスムーズなコミュニケーションが必要だったりして大変なんです。

 

過去に飲食や接客を経験した私としては、やるならかなりの覚悟が必要だと思います。

 

Check!

苦手な仕事は避けるのがおすすめ!

発達障害者(ADHDアスペルガー)のおすすめアルバイト5選

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というわけで本題、発達障害者におすすめなアルバイトについてお話しします。

今回ご紹介するのは、人と関わる機会が少なくて黙々と作業できる仕事が多いです。

 

①郵便局の仕分け

 

年末になると、郵便局から「年賀状の仕分けを手伝ってください」みたいなチラシが来ていたりしますよね。

SNSでは、けっこう発達障害者に向いているという声が聞かれます

仕事内容はこんな感じです。

 

  • 郵便物を種類ごとに分ける
  • 郵便物を機械にかけてチェックする
  • 機械で分けられない郵便物を手作業で仕分けする

 

これなら、飲食店よりミスなく働けそうだと私も思います。

お客さんからのクレームを受ける心配もないでしょう。

 

ただ、立ちっぱなしだったり、重い郵便物を持つこともあるので、重労働だとは言われます。

とはいえ、言われた通りのことを地道にやればいいという点ではかなり気楽ではないでしょうか。

 

②フードデリバリー

 

都市圏だと、UberEatsなどのフードデリバリーの仕事ができます。

私の知り合いでデリバリーをやっている発達障害の方がいるのですが、特に問題を感じることなく順調に稼いでいると聞きました。

仕事の流れはこれだけです。

 

  • レストランで料理を受け取る
  • 自転車やバイクで移動する
  • 注文者へ渡す

 

コミュニケーション量は少なそうだし、体を動かして痩せることもできるなんて最高ですね。

道に迷って配達が遅れるとクレームに繋がることもあるようですが…。
その知り合いは、そんなに頻繁に怒られることはないと言っていました。

 

1日の空いた時間でできるのも嬉しいです。

 

③清掃業務

 

清掃って地味で、人気のないバイトというイメージがありますが、発達障害の人は活躍できるみたいでおすすめです。

人と関わるストレスがなく、黙々と作業できますよね。

清掃場所としては、以下のようなものが挙げられます。

 

 

最初のうちは、オフィスビルがやりやすいそうです。

賑やかな場所が好きな方は商業施設もいいかもしれません。

ホテルは、ベッドメイキングが難しいでしょうか?

デメリットとしては、深夜にシフトが入ると生活リズムが不安定になることが挙げられます。

朝に仕事ができる場所を探した方が良さそうです。

 

④スーパーの品出し

 

スーパーのバイトというとレジ打ちを思い浮かべがちですが、裏方の仕事として品出しもあります。

レジ打ちと違って接客などはあまり求められないので、コミュニケーションに自信がなくても大丈夫でしょう。

仕事内容をご紹介します。

 

  • 商品の補充・整頓
  • 値引シールの貼り付け
  • 店内の簡単な清掃

 

お客さんの多い職場ではありますが、すれ違った時に「いらっしゃいませ」と挨拶できれば十分だと聞きました。

あとはたまに商品の場所を尋ねられるくらいです。

店によっては廃棄の惣菜を安く買えることがあるみたいで、自炊の苦手な方はありがたいですね。

 

在宅ワーク

 

在宅ワークは家でできるのでおすすめです

人と話す必要がありませんし、やる気や体調に波があっても自分のペースで進められるからです。

在宅ワークにはいろんなジャンルの仕事がありますが、大きく分けるとこんな感じです。

 

  • データ入力や文字起こしなどの簡単タスク
  • 依頼された文章を書くライター
  • デザインやイラスト作成などのクリエイティブ作業

 

ちなみに、私はライターをしています。

在宅ワークの場合、時給制ではないので最低賃金がもらえるとは限りませんが、自分に無理な負担をかけなくていいという意味では気楽です。

 

【番外編】発達障害でも人気バイトがしたい!

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今回、発達障害者におすすめなアルバイトとして5種類挙げましたが、どれも華やかとはいえない仕事かもしれません。

どうしても賑やかな場所で人と関わる人気バイトがしたい!という方もいるのではないかと思うので、そんな場合の裏技をちょっとだけ紹介して今回は終わりにします。

 

ファストフードチェーンは意外といけた

 

記事の冒頭で「飲食・接客はやめた方がいい」というようなことを書きましたが、例外的にファストフードは何とかなるかもしれません。

私は高校生の頃に大手ハンバーガーチェーンで働いていましたが、意外と長続きしました。

10代だったので大目に見てもらっていた可能性はありますが、働きやすいと感じたのは確かです。

細かいマニュアルがきちんと作られていたというのと、バイトデビューしたばかりの学生のためのフォロー体制がしっかりしていたからかなと思います。

 

個人経営のお店はアットホームで親切

 

個人経営の小規模なお店はアットホームで親切でした

私はファストフードを辞めたあと、駅から少し離れた小さいカフェで働いていた時期があります。

確かに失敗をすることは多かったし、ミスに対しては厳しい場所だったと思います。

でも、常連のお客さんが多いためきついクレームを言われることが少なく、従業員同士は家族のように仲良しだったので、そのアットホームさに救われていた部分があります。

 

向いてるアルバイトをすれば自信にも繋がるはず

 

発達障害があると、特性ゆえに仕事の向き不向きが大きく分かれると思います。

そして向かない仕事を続けると、精神的に参ってしまう可能性もあります。

 

でも、能力を発揮できるようなアルバイトなら自信にも繋がるのではないでしょうか?

 

私も含め、小さい頃から叱られてばかりだった発達障害の方は多いと思いますが、仕事で認めてもらえると自信が回復します!

ちなみに、発達障害のある方のバイト面接対策はこちらの記事で書いているので、もしよかったら読んでみてください。

 

yuukipine-lifelog.hatenablog.com

 

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