こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
以前、ヒステリックな母親との関わり方について記事を書きました。
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
そんな私の母親は、怒るといつも私の人格を否定してきたのを覚えています。
否定されて育った私は、自分なんて価値のない存在だと思って、長い間苦しんできました。
しかし、最近はようやく、そんな状態から脱却しつつあります。
この記事では、母親に否定されて育ち、それでも自己肯定感を少しずつ獲得するまでの話をしていきたいと思います。
否定ばかりする母親の心理
母親との関係に悩んだ私は、精神科でカウンセリングを受けました。
すると、母親自身も問題を抱えていることが浮き彫りになってきたのです。
母親が子供を否定してしまう理由は様々ですが、私の母親の場合は、母親自身が自己肯定感の低さに悩んでいるようでした。
- 過去のトラウマや親からの影響で、自分自身を否定的に捉えている
- 子供に過度な期待をしており、理想通りに成長しないとイライラしてしまう
- 子供の行動を自分の価値観で判断し、違うと否定してしまう
このような問題を母親が抱えていると、単に「否定するのをやめて」と言っただけで解決するわけではないことが分かります。
母親自身が愛情不足や不安を抱えているために、子供を否定することで自己防衛しようとしているんですね。
母親に否定された子供の心理
私は、母親に否定ばかりされて、自分でも自分自身を否定するようになってしまいました。
- 自己肯定感が低くなり、自信が持てなくなる
- 自分自身を否定し、価値がないと感じてしまう
- 他人に比べて劣等感を感じ、自己評価が低くなる
- 人とのコミュニケーションに苦手意識を持ち、孤立してしまう
母親に否定されると、このような心理に心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
幼少期に母親から否定されることは、子供の成長に大きな悪影響を及ぼします。
なので、今あなたが生きづらさを抱えているとしても、それはあなたの責任ではないのです。
自己肯定感を獲得するために私がしたこと
母親に否定され続けた私ですが、最近少しずつ自己肯定感を獲得できるようになってきたと思っています。
そのために、効果があったと思う方法をご紹介します。
カウンセリングを受ける
専門家に相談することで、母親の否定的な言葉の影響を理解し、自分自身を客観的に捉えることができました。
カウンセリングは、精神科のほか、自費で通うカウンセリングルームでも受けられます。
友達に打ち明ける
信頼できる友達に自分の悩みを聞いてもらうことで、気持ちが楽になり、孤独感を和らげることができました。
また、友達の中にも同じような経験をした人がいて、悩んでいるのは自分だけではないと知れたのも大きかったと思います。
本や映画などの創作物に触れる
様々な作品に触れることで、自分とは違う価値観や生き方を知り、視野を広げることができました。
幼少期は、家と学校だけが世界のすべてのように感じてしまいますが、実際にはさまざまな人がいて、さまざまな人生があります。
それを追体験できるのが、創作物のいいところだと思います。
母親と自分の心理状態を理解する
自分の苦しい心理状態を、自分自身で客観的に理解することはとても大切です。
私の場合、カウンセリングのほか、親子関係の問題を扱った本も役に立ちました。
「毒親」という言葉が生まれるきっかけにもなったこの本。
20年以上前の本ですが、自分と似た境遇の人のエピソードがたくさんあり、我慢して抑え込んでいた苦しみに気がつくことができました。
母親に否定ばかりされてもそれが自分のすべてではない
母親に否定ばかりされて育ったとしても、それはあなたのすべてではありません。
「自分は、母親の言葉とは関係なく、価値のある存在だ」ということを忘れないでください。
自己肯定感を獲得するためには、自分自身を認めることが大切です。
自分の良いところを認め、自分自身に優しく接するようにしましょう。
母親の言葉を気にしないで生きられるのが理想!
苦しいときは信頼できる人に相談を
母親に否定されて育った人は、自己肯定感の低さに苦しむことが少なくありません。
しかし、自分自身を大切にすることで、ゆっくりとではありますが、自己肯定感を獲得することは可能です。
もし、母親に否定されて辛い思いをしているなら、一人で抱え込まずに、周囲の人に助けを求めてください。
【ご意見・ご感想をコメントにて募集しています。下にスクロールして、「コメントを書く」ボタンから気軽に投稿してください!】