こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
今回は、発達障害と噛み癖の関係についてです。
私には発達障害がありますが、実は身の回りのものを手当たり次第噛む子供でした。
この前、処分する予定のおもちゃの写真が親から送られてきて、それが見事に歯形だらけだったので思い出したのです。
それを見てふと調べたところ、「発達障害の子供には噛み癖が見られることがある」と知りました。
誰かの役に立つかもしれないので、その話を共有します。
発達障害の子供の噛み癖はこんな時に出る
まず、発達障害の子がやたらと物を噛む現象は、そんな珍しくないらしいという話から始めたいと思います。
例えば、中3の娘は小さい頃、かみ癖があり、深爪で血が出てしまってもかんでいました。それをやめさせるために、爪かみ防止用の苦いマニキュアを塗るなど、色々工夫もしましたがなかなか止まりませんでした。
私も、爪は今でもちょこっと噛むことがあります…。
どんな時に噛み癖が出るかというと、以下のような解説を見つけました。
この理由は、暇で手持ち無沙汰な時、不安を感じている時、刺激を得るための感覚遊びとして、などがあります。
確かに、言われてみればそうだったなと納得です。
個人的な経験ですが、ひとつずつお話ししていきます。
暇で手持ち無沙汰な時
私は、暇になってもなぜか大人しくしていられませんでした。
何かせずにはいられない、だけどじっとしていなければいけない…。
そんな時に、とりあえず近くにあるものを噛んでみることが多かったと思います。
不安を感じている時
私の場合は不安だけでなくイライラもありましたが、確かにネガティブな感情に襲われた時も噛み癖が出てしまっていた気がします。
理由はよく分かりませんが、物を噛むとちょっと安心したんです。
でも不安の根本的解決にはなっていないので、発達障害の子供が物を噛んでいる場合は、ちょっと声をかけてあげるといいのかなと思います。
刺激を得るための感覚遊び
自分では全然そんな自覚がなかったんですが、発達障害の子供は刺激を得るための感覚遊びとして噛み癖がでてしまうこともあるらしいです。
特定の感覚に対する苦手得意・好き嫌いは誰しも持つものですが、この「感覚」が、自閉症スペクトラム障害(ASD)がある方の場合、耐え難い苦痛や大きなストレスになることがあります。(中略)また、好きな感覚を得るために、常同行動(指をしゃぶる、飛び跳ねる、手をひらひらさせる、繰り返し大きな声を発する等)をすることがあります。
ちなみに、発達障害の人の持つ感覚への特性は、感覚過敏・感覚鈍麻と呼ばれるとのこと。
それによって、特に子供の場合は噛み癖が出ると書いてありました。
これは初めて知りました!
感覚って、身体に病気や障害ががない限りは誰もが同じように持つものだと思っていたので、驚きました。
発達障害の子供の噛み癖には対策法があった
ブログを読んでいる方の中にも、発達障害のお子様がいて噛み癖に悩んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
発達障害により噛み癖が出てしまうのは仕方のないことかもしれませんが、物を噛んでいて誤飲したり、爪を噛んで出血したりしたら心配ですね。
そこで両親に「私の噛み癖にはどう対応してた?」と聞いたら、有益な情報を得られました。
あたりめやおしゃぶり昆布を与える
私はあたりめとかおしゃぶり昆布とか、小さい頃から渋いおやつばかり与えられていたのですが、それは私があまりにも物を噛むからだったらしいです。
衝撃の事実でしたが、確かにこういった噛み心地のいいおやつは、感覚遊びになりそうですね。
個人的には、せめてグミだったら美味しかったなと思います…。
お気に入りのシールを貼る
どうしても噛んではいけない場所には、シールを貼っていたとも聞きました。
お気に入りのキャラクターのシールを貼ってある場所は噛まなかったからだそうです。
噛んだらキャラクターが剥げてしまうので、確かに対策になるはずです。
最近は、誤飲防止用に苦いコーティング剤も販売されているので、そういうグッズを使ってもいいかもしれません。
ネットショップなら発達障害のサポートグッズも購入可能
また、発達障害の子供のためのお役立ちグッズを売っているネットショップがあります。
これは私の家族から聞いたのではなく、自分で調べて見つけたものですが、最近はそんなショップがあるんだなと思って感動しました。
このネットショップで、噛み癖対策グッズが売られているのです。
私も、当時グッズがあればもう少し過ごしやすかったのでしょうか?
詳しくはこちらの記事で紹介しているので、もし良かったら読んでもらえると嬉しいです。
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
噛み癖は叱るより理解した方が良さそう
噛み癖は発達障害の特性によってどうしても出てしまうものみたいなので、多分「やめなさい」と叱ってもストレスになってしまうと思います。
なので、理由を理解して、その都度対応するのがいいかもしれません。
実際、自分が小さい時に噛み癖を怒られてばかりだったら、辛かったはずです。
個人的に、感覚過敏・感覚鈍麻あたりの話についてはいずれもっと深掘りして調べたいです。
また何か情報があれば、ブログでご紹介します。
【ご意見・ご感想をコメントにて募集しています。下にスクロールして、「コメントを書く」ボタンから気軽に投稿してください!】