こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
私は、女性として生まれましたが、自分の性自認に揺らぎを感じることがある「Xジェンダー」です。
Xジェンダーに似たセクシュアリティとして「クエスチョニング」という言葉に聞き覚えのある方はいませんか?
Xジェンダーとクエスチョニングは、実際のところ、どう違うのでしょうか。
この記事では、Xジェンダーとクエスチョニングの違いについて解説します。
Xジェンダーとは
Xジェンダーとは、男性でも女性でもない、またはその両方、あるいは性別の概念を超えたアイデンティティを自認する人々のことです。
意外なことに、Xジェンダーは日本独自の概念で、海外ではジェンダークィアとかジェンダーフルイドと呼ぶことがあります。
私含め、Xジェンダーの人々は、自分がどの性別にも属さない、または従来の性別の枠には当てはまらないと感じています。
人によっては異性装をすることもあるかもしれませんが、あくまでも内心の話なので、見た目だけではXジェンダーと判断するのは難しいです。
Xジェンダーについては、以下の記事で詳しく解説しているので、もし良ければ参考にしてみてください。
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
クエスチョニングとは
クエスチョニングは、自分の性別や性的指向について確信が持てず、探求している状態を指します。
クエスチョニングの人々は、自分のアイデンティティについて疑問を持ち、自己理解を深めるための過程にあります。
そのため、その後Xジェンダーやトランスジェンダーを自認するようになることもあるし、もちろん「一時的に悩んだけれど、やはり自分は普通の男性・女性だ」と思うようになる可能性もあるわけです。
Xジェンダーとクエスチョニングの違い
Xジェンダーとクエスチョニングの違いを知るには、以下のようなポイントが重要になります。
自分の性自認が定まっているか
Xジェンダーの人々は、自分の性自認が男性でも女性でもない、またはその両方であるという確信を持っています。
一方、クエスチョニングの人々は、自分の性自認が何であるかについてまだ確信を持てていません。
男性なのか女性なのか、それともXジェンダーなのかもわかっていない状態が、クエスチョニングです。
自分の性的指向が定まっているか
クエスチョニングは、先述したように、自分のセクシュアリティがまだ自分で理解しきれていない人のことを指します。
そのため、クエスチョニングの人は、自分の性自認だけでなく、性的指向も定まっていない可能性があります。
一方、性的指向がどうであるかにかかわらず、「自分は男性でも女性でもない」というように自認しているのがXジェンダーです。
Xジェンダーもクエスチョニングも自分らしさが大切
Xジェンダーであれ、クエスチョニングであれ、最も重要なのは自分らしさを大切にすることです。
自分の悩んでいる状態に名前がつくと安心する側面もありますが、型にはめることだけが答えではないと思います。
実際、セクシュアリティの定義は難しく、当事者の間でも意見が分かれます。
そのため、定義や違いをすべて正確に理解する必要はありません。
セクシュアリティがどうであれ、自分で自分のあり方を大切にすること。
それがきっと、幸せへの道ですね。
自分のセクシュアリティを理解する上では、LGBTQについて書かれた本も役立ちますので、参考にしてみてください。
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