こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
私は女性として生まれましたが、自分の性別を「Xジェンダー」として認識しています。
内面的なことなので、あまり人に話すことはありませんが、Xジェンダーと自認して生きる中で「Xジェンダーは単なる思い込みである」という意見がどうしても気になります。
実際、Xジェンダーはただの勘違いや思い込みなのでしょうか?
この記事では、Xジェンダーについて深堀りしていければと思います。
- Xジェンダーとは
- Xジェンダーは勘違いや思い込みなのか
- セクシュアリティに悩むことはおかしいことではない
- 手術やホルモン治療は慎重に
- たとえ勘違いや思い込みだったとしても問題ない
- Xジェンダーでも自分らしく生きることが大切
Xジェンダーとは
Xジェンダーは、生物学的な性別と自覚する性別が一致しないジェンダーアイデンティティのひとつです。
男性と女性のどちらにも属さない、またはどちらでもあるなど、人によって様々な感じ方があります。
自分を明確に「身体とは反対の性である」と感じるトランスジェンダーと比べると、より理解しづらい概念かもしれません。
Xジェンダーの人々は、社会的な性別役割や規範に違和感を感じることが多いですし、周囲に理解してもらうために苦悩することがあります。
私は、基本的には生まれたときの性別のまま「女性」として振る舞いますが、プライベートではメンズの服を着たり、中性的なファッションを楽しんだりしています。
Xジェンダーについて詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
Xジェンダーは勘違いや思い込みなのか
Xジェンダーについて、「勘違いだ」「思い込みだ」と否定する意見があります。
しかし、ジェンダーアイデンティティは個人の内面的な感覚であり、周囲から否定されるものではありません。
たとえば私は、スカートを履いている日などは、周りからしたら明らかに女性にしか見えないと思います。
それでも、自分の内面的な感じ方は、やはり「Xジェンダー」なのです。
生物学的な性別と自覚する性別が一致しないことは、決して珍しいことではありません。
近年では、Xジェンダーを含むLGBTQ+への理解が進み、カミングアウトする人も増えてきています。
幸いなことに、私は性別に対する違和感がそこまで強くないので、必ずしもカミングアウトする必要はなく、普通の女性として社会に紛れ込んでいます。
ですが、もし近しい人から「Xジェンダーかもしれない」とカミングアウトされたら、それを否定したりしないで、さり気なく受け入れてくれる人が増えることが理想です。
セクシュアリティに悩むことはおかしいことではない
Xジェンダーに限らず、自身のセクシュアリティについて悩むことは誰にでも起こり得ることです。
周囲からのプレッシャーや社会的な規範によって、本来の自分自身を表現できずに苦しんでいる人も少なくありません。
セクシュアリティは多様であり、正解も不正解もありません。大切なのは、自分がどのような存在であるかを理解し、自分らしく生きるということです。
手術やホルモン治療は慎重に
Xジェンダーの人の中には、生物学的な性別と自覚する性別を一致させるために、手術やホルモン治療を受ける人もいます。
しかし、これらの治療は身体的・精神的に大きな負担を伴います。
決断する前に、十分な情報収集と慎重な検討が必要でしょう。
私は、自分の女性的な体型が受け入れられず、乳房を切除しようと考えていたことがあります。
しかし、時が経つにつれ、どんな見た目でも自分は自分なのだと受け入れることができるようになりました。
結局、手術は受けずに今に至ります。
もちろん、身体の違和感に悩む人にとって、手術やホルモン治療が有効であることは否定しません。
でも、慌てて決断すると後悔することになりかねないので、必要に応じて医師やカウンセラーなどの専門家と相談しつつ、今後のことを決めていくのがいいと思います。
たとえ勘違いや思い込みだったとしても問題ない
Xジェンダーであるかどうかは、自分自身が決めることです。
周囲からの意見に惑わされることなく、自分自身の気持ちに正直になることが大切です。
もしかしたら「Xジェンダーである」という認識自体が、後に変化することがあるかもしれません。
しかし、だからといって「自分は嘘をついていたのだ」などと罪悪感を抱く必要はないと思います。
大切なのは、自分が今どう感じているのか、どうしたいのかを明確にすることです。
たとえ後で「勘違い」「思い込み」だったと分かっても、セクシュアリティに悩むこと自体悪いことではないので、胸を張って自分らしく生きましょう。
Xジェンダーでも自分らしく生きることが大切
Xジェンダーは、生物学的な性別と自覚する性別が一致しないジェンダーアイデンティティのひとつです。
周囲からの理解が得られず、苦悩している人も少なくありません。
いずれにせよ、大切なのは、自分がどのような存在であるかを理解し、自分らしく生きるということです。
周囲からの意見に惑わされることなく、自分自身の気持ちに正直になることが大切です。
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