こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
ADHDの人は、注意力散漫や衝動性などの特性から、スケジュール管理が苦手な場合があります。
私自身、スケジュール管理が本当に苦手で、以前はアルバイトや通院を忘れてしまうことが頻繁にありました。
ただ、自分なりに工夫することで、少しずつ予定に合わせた行動ができるようになった
と思います。
今回は、ADHDでも上手にスケジュール管理をするための方法について解説します。
ADHDで上手にスケジュール管理ができない原因
まずは、ADHDの方が上手にスケジュール管理をできない理由をみていきましょう。
理由を知ることで、対策がしやすくなるはずです。
私が精神科クリニックのサイトなどを参考にした結果、思いつく原因は以下のようなものです。
- タスクの優先順位をつけるのが難しい
- タスクの見通しが立てにくい
- 集中力が続かずに途中で投げ出してしまう
- 予定を忘れてしまう
思い当たる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
どれも、障害の特性による部分が大きいです。
しかし、逆に言えば、自分の障害と向き合うことにより解決できるという意味でもあると思います。
そのため、ひとつひとつの解決策を探していきましょう。
ADHDでも上手にスケジュール管理する方法4つ
ここからは、ADHDの方がスケジュール管理をする上で、おすすめの方法を紹介します。
1つずつタスクを細かく分解する
大きなタスクがあると、どこから手を付けたらいいか分からず、パニックになってしまう方もいると思います。
そのような場合は、タスクをひとつずつ細かく分解することで、見通しが立てられ、取り組みやすくなります。
例えば、「レポートを書く」というタスクがあるとします。
このタスクは「資料収集」「構成を考える」「下書きをする」「推敲をする」「提出する」というように分解することが可能です。
すると、それぞれの細かいタスクにどれくらい時間がかかるかをイメージしやすくなるのではないでしょうか。
結果的に、予定に合わせた行動を取りやすくなるはずです。
スケジュールを視覚的にわかりやすくする
スケジュールをカレンダーやToDoリストなどに書き出して、視覚的にわかりやすくすると、タスクの進捗状況を把握しやすくなります。
さらに、色分けやアイコンなどを活用すると、よりわかりやすくなります。
個人的にお気に入りなのが、スタディプランナーという手帳です。
本来は中高生がテスト勉強の計画を立てるために使う手帳なのですが、ToDoリストと1日のスケジュールを書き込む欄があり、頑張りを視覚的に振り返ることもできるので、3日坊主の自分でも使い続けられています。
余裕を持ったスケジュールを組む
ADHDの人は、予定が詰まっていると、思った通りに物事を進められないことが多くあります。
そのため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
家族や友人に協力してもらう
家族や友人にスケジュール管理を協力してもらうこともおすすめです。
例えば、予定を立てるときにアドバイスしてもらったり、進捗状況をチェックしてもらったりすると、より効果的です。
ADHDでもスケジュール管理できるおすすめアプリ
最後に、私が使って「いいな」と思ったアプリを紹介します。
さまざまなスケジュール管理アプリがありますので、自分に合ったものを探して利用していただければと思います。
Todoist
タスク管理に特化したアプリです。
ToDoリスト、リマインダー、フィルターなど、豊富な機能があるので予定を忘れづらいです。
Google カレンダー
Google アカウントを持っていれば完全無料で使えます。
操作性がシンプルなので、使いやすくて個人的に気に入っています。
TimeTree
複数人での予定共有に便利なアプリです。
そのため、家族や友人に協力してもらいながら予定を管理することができます。
上手なスケジュール管理でADHDを克服しよう
ADHDの人は、注意力散漫や衝動性などの特性から、スケジュール管理が苦手な場合があります。
しかし、自分に合った方法を見つけて、スケジュール管理を習慣化することで、ADHDでも上手にスケジュール管理をすることができます。
ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
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