こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
私は、双極性障害または統合失調感情障害を疑われて、現在精神科に通院中です。
悩みはたくさんありますが、そんな中で最近困っているのが、うつ状態がひどいときの倦怠感です。
私以外にも、精神疾患を抱えていてうつ症状がある方は、倦怠感に困ることが多いのではないでしょうか。
今回は、うつ症状による倦怠感の原因と、対処法について解説します。
うつ症状による倦怠感はなぜ起こる?
うつ病をはじめとして、症状として抑うつが現れる精神疾患はたくさんあります。
そして、うつ状態の症状の一つに、倦怠感があります。
以下の引用を見てください。
疲労と関係が深いこころの病気には、うつ病だけではなく、統合失調症や適応障害、不安障害、身体表現性障害など、様々な疾患が考えられます。
このように、多くの精神疾患が倦怠感や疲労感を引き起こすのです。
倦怠感の定義は医師によって考え方が違いますが、ここでは疲れやだるさ、気力や体力の低下など、さまざまな症状を総称したものとして説明します。
倦怠感の原因は、精神疾患の症状そのものである場合が少なくありません。
しかし、それ以外にも、睡眠不足や運動不足、栄養不足、ストレスなど、さまざまな要因が考えられます。
実際、精神疾患を抱えていると、睡眠の質に問題があったり、体を動かす機会が減ったり、食事を満足に取れなかったり、悩みが多くてストレスを感じたりすることは珍しくないはずです。
私も、心当たりがとても多いです。
つまり、精神疾患でうつ症状がある方は、病気の症状と生活習慣、両方の原因によって倦怠感に悩まされることが多いといえるでしょう。
うつ症状による倦怠感の対処法を考える
倦怠感で生活に支障をきたすのは困りものですが、原因がある程度分かれば、対処法も見えてきます。
私は主治医や訪問看護師と相談して、以下のような対処法をアドバイスしてもらいました。
- 十分な休息と睡眠をとる
- 適度な運動をする
- 食事や栄養バランスに気をつける
ひとつひとつ、解説していきます。
十分な休息と睡眠をとる
まず、体の疲れを取るためには、十分な休息と睡眠をとることが大切だと指摘されました。
1日の睡眠時間は、一般的に7~8時間が推奨されるそうです。
私は、寝る前にリラックスして過ごせるよう心がけています。
スマホやゲームなど、光や音の刺激が強いものは避けて、眠くなるまで静かに読書をしていることが多いです。
もちろん、精神疾患によって不眠に悩んでいて、なかなか寝付けないという方も多いでしょう。
それでも、横になったり音楽を聴いたりして、落ち着いて夜を過ごせば多少は疲れがとれるのではないでしょうか。
適度な運動をする
運動は、うつ症状を改善する効果が期待されるそうです。
適度な運動をすることで、気分が高まり、ストレスが解消され、睡眠の質も向上します。
結果的に、倦怠感を緩和する効果があるということでしょう。
とはいえ、実際に精神疾患を抱えていると、なかなか思うように運動をすることはできません。
無理をして体を動かしても、逆効果になることでしょう。
そこで私は、ストレッチやウォーキングなど、軽い運動をするようにしています。
ただ、気分の良いときには、有酸素運動をすることもあります。
特に、ゲームソフトを利用した有酸素運動は、爽快感があって楽しく続けられる方が多いはずです。
私は最近、Fit Boxingに取り組んでいます。
リズムゲーム感覚で体を動かせるので、とてもおすすめです。
食事や栄養バランスに気を付ける
最後に、栄養バランスの良い食事を心がけることで、身体の調子が良くなり、倦怠感が改善することがあるそうです。
特に、ビタミンやミネラルなどの栄養素を、バランスよく摂取するようにと看護師さんにアドバイスいただきました。
逆に、カフェインやアルコールの摂り過ぎは、倦怠感を悪化させる可能性があるので、注意が必要だそうです。
倦怠感がひどいと、どうしてもカフェインで目を覚まそうとしてしまいがちです。
また、眠れない方は、アルコールに頼ってしまうこともあるかもしれません。
でも、嗜好品はなるべく控えめにして、特に寝る直前には摂取しないことが大事ですね。
私も、健康的な食生活を意識するようになりました。
生活スタイルそのものをなるべく健康的なものにすることが大切!
うつ症状で倦怠感がひどい時の過ごし方
倦怠感の原因と改善方法についてお話してきましたが、たとえ生活習慣を変えても、倦怠感に悩む日を完全になくすことは難しいかもしれません。
私も、以前よりは日中の活動ができるようになったとはいえ、まだまだぐったりする日が続いています。
そんなとき、私は座椅子に深くもたれながら、趣味や好きなことに取り組むようにしています。
特に、Amazonで斜めになるミニテーブルを見つけてから、より過ごしやすくなりました。
このテーブルなら、PCや手作業も座椅子やベッドで行うことができます。
うつ症状があるとどうしても塞ぎ込みがちですが、趣味に取り組むことで、気分転換やストレス解消につながります。
それによって、精神疾患そのものも少しずつ改善していくのではないかと、個人的に期待しています。
倦怠感に悩んだら生活習慣を改善して医師に相談しよう
うつ症状による倦怠感は、日常生活に大きな支障をきたすものです。
でも、今回紹介した対処法を参考に、一緒に少しずつ改善できる方が増えることを願っています。
また、倦怠感の症状が強い場合は、医療機関を受診して、適切な治療を受けることも大切です。
主治医の意見を参考にしながら、元通りの生活リズムを取り戻していけるよう、一歩一歩頑張っていきましょう。
あわせて、うつで辛いときの過ごし方についても、過去の記事で紹介しています。
是非参考にしていただければと思います。
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
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