こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
私はADHDと診断されていて、その特性ゆえに日常生活で困難を感じることが多いです。
特に悩むのが、頻繁に忘れ物や無くし物をしてしまうことです。
同じようなことで困っているADHDの方は多いのではないでしょうか。
そこで、今回はADHDの忘れ物対策について考えていきます。
ADHDで忘れ物が多くなる原因
ADHDの人は、注意力欠如や多動性、衝動性などの症状があります。これらの症状が原因で、忘れ物が多くなることがあります。
注意力欠如
注意力欠如によって、目の前のことに集中しすぎて、周りが見えなくなることがあります。そのため、必要なものを忘れたり、予定を忘れたりしてしまうことがあります。
多動性
多動性によって、落ち着きがなく、物事を片付けるのが苦手になることがあります。そのため、必要なものを置きっぱなしにして忘れてしまうことがあります。
衝動性
衝動性によって、考えなしに行動してしまうことがあります。そのため、必要なものを忘れたり、予定を忘れたりしてしまうことがあります。
ADHDの忘れ物対策の基本
通院や服薬により、忘れ物につながる症状を軽減できるのが一番なのですが、なかなか思うようにいかない方も多いはずです。
私もそのひとりで、自分なりに悩みながら忘れ物対策をしています。
その基本的な方法を共有するので、参考にしていただければと思います。
忘れ物しやすいものを把握する
まずは、自分が何を忘れやすいのかを把握しましょう。
忘れ物しやすいものをリストアップして、そのひとつひとつについて、対策を考えることが大事なように思います。
忘れ物を予防する仕組みを作る
ADHDの忘れ物は「気をつける」だけではなかなか改善しません。
そこで、忘れ物を予防する仕組みを作ることが大切です。
たとえば、必要なものを常に同じ場所に置いたり、予定を忘れないようにアラームを設定したりするなどがおすすめです。
ADHDの忘れ物対策におすすめのアプリ
アプリを使うと、忘れ物対策を効率的に行うことができると感じています。
ToDoリストアプリやアラームアプリなど、さまざまなアプリがストアでダウンロードできるので、自分に合ったものを選びましょう。
ToDoリストアプリ
ToDoリストアプリは、予定や持ち物をリストアップして管理できるアプリです。
私のおすすめは「Todoist」です。
簡単なスケジュールの設定もできるので、学生の方はテストの日を入力したり、社会人の方は仕事の納期を入力したりして活用できますよ。
アラームアプリ
アラームアプリは、予定や持ち物を忘れないように、アラームを設定できるアプリです。
予定の時間になったらアラームが鳴るようにすれば、時間通りに行動できることも多くなるでしょう。
特に「Googleカレンダー」は、予定の1時間前に通知を鳴らすなどの設定もできますし、持ち物のメモも書き込めるので使いやすいです。
位置情報を使った忘れ物防止アプリ
位置情報を使った忘れ物防止アプリもあります。
これは、家電量販店などで販売されている「スマートタグ」という商品と組み合わせて利用するものです。
使い方は簡単で、鍵や財布など、日常的に使うものにスマートタグをつけて、アプリに設定するだけです。
もし忘れてしまっても、GPSで置き場所を調べることができます。
手帳を使った忘れ物対策
アナログ派の方は、手帳を使って忘れ物対策をしてもいいと思います。
実際に手を動かしてペンで書き込むことによって、脳に覚え込ませるという効果もあるのではないでしょうか。
イラストや色を使う
手帳に予定や持ち物を書き込んで、毎日開くようにして忘れ物を防止するとよいでしょう。
わかりやすくするために、イラストを描いたり、カラーペンを使ったりするのもおすすめです。
日々の持ち物は見やすいページに
スマホ・鍵・財布・薬など、毎日持ち歩く必要のあるものはチェックリストにして、見やすいページに一覧にしておくと分かりやすいと思います。
あわせて、玄関などに貼り紙をしておけば、より安心して出かけられますね。
Amazonベーシックブランドの手帳は、無地で全ページ見やすいデザインなので、個人的におすすめです。
ADHDの忘れ物対策は仕組みづくりで解決
ADHDだと、なかなか「気をつけてチェックする」だけでは忘れ物をなくせません。
そこで、対策のために、アプリや手帳を活用することをおすすめします。
自分に合った方法を見つけて、ぜひ実践してみてください。
また、周囲の人に協力してもらうことも大切です。
たとえば、忘れ物をしたときに、注意して教えてくれる家族がいると心強いですね。
【ご意見・ご感想をコメントにて募集しています。下にスクロールして、「コメントを書く」ボタンから気軽に投稿してください!】