こんにちは、結城ぱいんです。
はじめましての方は、ごあいさつもぜひ覗いてください。
私は双極性障害を抱えていますが、うつ状態だとイライラしたりソワソワしたりして、落ち着かない症状が出ることがあります。
似たような経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。
落ち着かないときは、居ても立ってもいられず、苦しい思いをしますよね。
でも、少しでも心が安らぐ過ごし方をすることが大切です。
この記事では、うつ状態で落ち着かない方にむけて、同じ状態を抱える当事者としてお話をしていければと思います。
うつ状態で落ち着かない症状が出る原因とは
冒頭でも書いたように、うつ状態になると、イライラしたり、ソワソワしたり、落ち着かない気持ちになることがあります。
これは、決して気の持ちようではありません。
脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることで、感情のコントロールが難しくなるため、このような症状が出るのだと主治医に教えてもらいました。
実際、心療内科のサイトにも書かれています。
(1)不安・焦り、緊張感が強い。冷や汗が出る。落ち着かない。ゆっくり取り組めない。パニック。
うつ(電池切れ)を気力だけで跳ね返している状態です。過剰なアドレナリンの分泌が関与しています。
うつというと無気力になるイメージもありますが、このように、アドレナリンが出すぎてしまうこともあるんですね。
うつ状態で落ち着かないときにはまず主治医に相談しよう
うつ状態で落ち着かないときは、まず主治医に相談しましょう。
症状の原因を特定し、適切な治療を受けることが大切です。
相談する場合は、以下のような内容をはっきり伝えると、適切なアドバイスがもらいやすくなると思います。
- いつ頃から落ち着かない気持ちになっているのか
- 具体的な症状 (イライラ、ソワソワ、集中できないなど)
- 症状の程度
- 生活への影響度合い
医師の判断で必要と判断された場合は、頓服薬を処方してもらえるでしょう。
頓服薬は、一時的に症状を抑える効果があります。
ただし、一気に薬を飲みすぎる、いわゆる「OD(オーバードーズ)」や、副作用には注意しなければいけません。
必ず、医師の指示に従って服用しましょう。
落ち着かないときのおすすめの過ごし方
うつ状態で落ち着かないときは、無理せずゆっくり過ごすことが大切です。
薬を飲んだらあとは休むのが一番ですが、軽い作業をして気を紛らわすのもおすすめです。
私が落ち着かないときにどのような過ごし方をしているかをご紹介します。
気持ちをノートに書いて発散する
私は、特にイライラの症状が強いときは、自分の今の気持ちをノートに書き殴るという方法をとっています。
上手く文章にできないと、ぐちゃぐちゃの線になってしまうこともあります。
それでも、自分の感情を表現することで、気分が楽になることが多いです。
パズルや塗り絵などの作業に集中する
パズルや塗り絵は、少しだけ頭を使う単純作業です。
この「少しだけ頭を使う」というのがポイントで、疲れない程度に適度に頭を働かせることで、気を紛らわす効果があるように思います。
病院の作業療法に通っていたころもおすすめされました。
参考までに、自分のお気に入りの商品を紹介します。
音楽を聞く
お気に入りの音楽を聞くことで、気分が落ち着くという方も多いでしょう。
私は、YouTubeなどで、静かなBGMを流すのが好きです。
音楽を聞きながら、先ほど紹介したパズルや塗り絵をしていると、心配ごとも忘れられて心が安らいできます。
ゲームをする
ゲームが好きな方は、ゲームに没頭するというのもいいと思います。
私はゲームがあまり得意ではないので、落ち着かないときに遊ぶと余計に焦る気持ちになってしまいますが…。
でも、どうぶつの森などのゲームは、リラックス効果があるように思います。
うつ状態で落ち着かないときは焦らず症状をやり過ごすことが大事
結局のところ、うつ状態で落ち着かないときは、焦らず症状をやり過ごすことが大切です。
「落ち着かないのをなんとかしなければ」と焦ると、余計にしんどくなってしまうこともあるでしょう。
自分自身を責めず、ゆっくり過ごすという心構えが大切です。
精神疾患の回復には時間がかかりますが、自分のペースで安定させていけるといいですね。
以下の記事も参考にしてみてください。
yuukipine-lifelog.hatenablog.com
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